タイトルだけ見たらなんのこっちゃわからないと思いますが、
プリコネには猫好きで騎士くんと出会うきっかけも猫だったヒヨリが猫の獣人族
いつまでも美しくありたいユキくんが長命であるエルフ族のアバターを使用しているなど、各キャラクターにはそのアバターを使用している理由があるのではないか?という妄想です。
プリコネの種族は選べるのか自動で決まるものだったかは定かでありませんが、
ドラゴン族のキャラはハッキングなどを利用して別の種族からドラゴン族に転生しています。
そして今回主題とするミネルヴァ、七冠、エリス様は立場的に自分の種族を選べる権力、種族を変更できる力があったと仮定しています。
各キャラストーリー(星6コッコロ含む)前作ストーリー、プリコネRメインストーリー第二部10章あたりまで読んだ前提で話を進めていきますので、
予めご了承ください。
【ミネルヴァ (エルフ族)】
ミネルヴァはアストルム世界を管理するAIなのでプレイヤーと違い、常にゲーム内にいなければいけません。
しかし、ミネルヴァでもアバターが成長することは前作で明らかにされています。
前作のアストルムでは現実の1時間が8時間だったため、ヒューマンのアバターではすぐ年老いてしまいます。
必死に戦ってソルの塔頂上にたどり着いたら老婆が待っていたなんて嫌ですよね?
だから長命であり老化が遅く、一定の年齢で成長が止まる(※)エルフ族になったと思います。
※イノリSOS!!タイムトラベル・ドラゴンズで未来のハツネとミサト(エルフ族)は見た目が変わっていませんでした。
【七冠】
【千里真那=覇瞳皇帝 (狐の獣人族)】
千里真那は神を自称し、神道を専門としているので、日本の伝承で神として信仰されることも多い狐の獣人族を選んだと思います。
なかでも天狐(てんこ)は千年もの間 美女に化けて人間の精気を吸い取っていたとされており、
男性である千里真那が女性のアバターを使用していることや、他者の魂(シャドウ)を吸いとって力に変えていたことと繋がります。
更に天狐は強力な神通力と千里眼を持ち、神となったとされ、様々な事物を見透かす能力があったとされています。
彼の固有能力 覇瞳天星も天狐が由来と考えればしっくりきます。
(髪色と尻尾が白いのは白狐がモチーフ?)
一方で獣人族に『人』という字が入ってるように、神になりきれず人であることからは逃れられない。
あらゆる意味で千里真那を象徴するアバターだと思います。
彼女は孤独で孤高な千里真那という人間を愛し、崇拝しており、そういう意味で人間好きです。
晶とも仲が良かったり、カルミナをプロデュースするなど、他のキャラクターにもどんどん絡んでいきます。
【模索路晶=ラビリスタ (ヒューマン)】
彼女は元々人間嫌いでしたが、お人好しの騎士くんと出会ったことで人間が大好きと公言するようになりました。
趣味も人間観察
だからヒューマンを選んだのでしょう。
前作ヒロインのユイも人間観察が趣味で、ヒューマンのアバターを使用しています。
余談ですが、シズルとリノがヒューマンなのも騎士くんと同じ種族でありたいという願望が含まれている気がしてなりません。
【現士実似々花=ネネカ (エルフ族)】
彼女は変身能力があるので、全ての種族になれますが、現実に存在しないエルフをベースにしたかったのかも。
その他の理由としてはもしも分身を作る度に成長速度も倍になるようなデメリットがあった場合、長命種族のエルフである必要性が出てきます。
ちなみにNPCのデザインを担当したのはネネカなので、ミネルヴァとガイド妖精がエルフ族なのは彼女の趣味もあるかもしれません。
【ラジクマール・ラジニカーント=ラジラジ (エルフ族)】
彼は前作時代ミネルヴァにアカウントを乗っ取られていたので、ミネルヴァと同じエルフ族にされたと思います。
本来の彼はすぐ拳で殴るタイプなので、身体能力に優れた獣人族を選んでいたかもしれません。
【棗こころ=コッコロ (エルフ族)】
七冠である長老の代理
彼女は父の研究の手伝いでミネルヴァの人口知能を成長させるための『話し相手』をしており、二人は友達のような関係であったことが星6ストーリーで明らかにされています。
またアメス様に代わるガイド役として騎士くんを導く役割もあるので、ミネルヴァやガイド妖精と同じエルフ族が似合っています。
【七冠の種族内訳】
獣人1 ヒューマン2 エルフ3 不明1
ドラゴン族は当初なかったものとすると、魔族のみが存在しません。
ディアボロスのギルドストーリーで伝説の吸血鬼が魔族を率いてヒューマン、エルフ、獣人族、神々と戦った伝承が残っているのも、
これに起因していると思います。
最後の七冠もこの三種族から現れるのでしょうか?
【エリス (魔族?)】
エリス様は元々ユイと同じアバターデータでした。
しかし、現在は髪色と顔つき、年齢が異なります。
また現在のアバターは角のようなものがあるので、魔族に見えます。
これはユイの願いの影響で、途方もない時間 世界のループを経験することになった結果
ループ中も自身のアバターが成長していることに気づいたエリス様(※)がアバターをヒューマンから魔族に変更することで、老化を防ぎ、長いループを耐え抜いたのだと思います。
※ループの際 他のキャラは記憶を消され再構築されますが、エリス様は記憶を保持し、成長し続けていると仮定しています。
またエリス様はユイを嫌っており『わたしはエリス。草野優衣とは、違う。わたしは、わたしだよ』との台詞から、
ユイと異なる種族を選ぶのは自然な流れです。
しかし、それなら別に魔族じゃなくエルフでも良かったはずです。
何故エリス様は魔族を選んだのでしょう?
それは『七冠の種族』を嫌ったのだと思います。
エリス様の憎しみはループの原因になったユイだけでなく、この世界を作った七冠に対して抱かれていてもおかしくありません。
ファンタジー世界の魔族は神と敵対することも多く、この世界の想像主である七冠と敵対する意志の現れがアバターに反映されているのではないでしょうか?
以上で今回のアバター種族 考察、妄想を終わります。
最後の部分書いてみてふわっと思ったことですが、赤ちゃん化したシェフィが七冠に対して唸っていたのもエリス様と関係があるのかな?(メモ)
今回の内容はあくまで『こういう裏設定あったらいいな』という自分の妄想なので、運営さんがどこまでキャラクター設定を作り込んでいるかわかりませんが、
全てのキャラクター、特にストーリーにおいて重要なキャラであればあるほど、アバターにもそのキャラクターの趣味趣向、願いが込められているように感じます。
ここまでお読みくださりありがとうございました。
良ければみなさんも自分の推しキャラのアバターについて想いを馳せてみては?
それでは