第1話【為すべきこと】
エリザベスパークでの戦いを切り抜けた翌日
エルフの隠れ里へ向かう美食殿一行
里は遠く、七冠の力は借りれないので、急いでもたどり着くのは明日
一人で出ていってしまったシェフィを追いかけても、本当の意味で彼女のためにはならないと判断し、追いかけたい気持ちを抑え最後のソルオーブ確保を優先することに
現実の話が出たところで避けるようにキャルは騎士くんと水汲みへ
コッコロの父のアバターとしてのフルネームは『エルフィリア・タレア・ダール・ゾラ(※)』
※エルフィリア=家族愛(ギリシャ語)
タレア=宿題(スペイン語)
ダール=与える(スペイン語)
ゾラ=ヨーロッパ圏の姓名の一つ
(Google先生参考)
コッコロの現実の父はミネルヴァ開発以外にも『次世代通信網の構築』『アストルム内の成長にまつわる要素』などを担当しつつ、コッコロのこともさりげなく気にかける優しい人だった。
一方ペコリーヌは現実のお父さんのことをぼんやりとしか思い出せていなかった。
認識の修正だけでなく、自分が現実のことを考えたくないからかもしれない。
きっとこの気持ちはキャルちゃんも一緒と考えるペコリーヌ
一方現実の自分を思うとムカムカするキャル
変よね。今の自分よりマシなはずなんだから。と口にしたところでミロクが登場する。
2話【ミロクの人質】
少し前 主人公達がエリザベスパークで休んでいた頃
ミロクとオクトー会話
オクトーは獣人族の国で騎士くん達に逃げられ、ミソラはやる気を失い、クリスティーナ、ネネカも洗脳を解かれたが、
洗脳組の不安定な道具がラビリスタと共倒れのような状態になったのなら損のない取引
気落ちしたミソラも彼女の内にわだかまる闇の深さを考えれば、このままで終わるはずがないと分析するミロク
加えて、元々仲良しこよしの集団じゃないので、エリスさんの願いを叶える過程で誰が欠けても問題ないと返す。
裏方仕事を終えたミロクは世界の要である少年をいつまでも放置するわけにはいかないと自ら動くことを決断
ミロクは『ソルの塔の入り口となる空間跳躍の結界』『内部の魔物たち』『ガイド妖精の進化体(アメス)』『未実装の隠しデータの一部』を手中に収めた。
ミロクはオクトーに渡したいものがあると手を出させ、彼の右手の指5本を折る。
オクトーがソルオーブの機能を黙っていた罰だとし、ソルオーブには頂上への門の鍵としての役割以外にもレジェンド・オブ・アストルムをちゃんと遊んでいるユーザーなら誰でも知る機能があったという。
(オクトーはエリスとミネルヴァが手中にあれば、鍵がなくても門はハッキングで開けられると誤魔化していた)
オクトーの言い回しが気にくわなかったのか追加で左手も折るミロク
身体は架空でも痛みは本物であることに盛り上がるミロク
『AIをカミサマみたいに崇めるアンタ』というオクトーの言葉は否定せずも、ミネルヴァは私にとっての神というのは心得違いと否定
ミネルヴァは技術的特異点の途中段階、発展の余地を残した未完成品と評し、
自身の神は『矮小な人の子には、目もかけようとしない存在』と返す。
オクトーは救いの対象ではないこと、
エリスさんの願いを叶え、彼女の中からミネルヴァを排出するまでの協力関係であることを強調し、それまでは手を取り合いましょうと告げる。
時は現在に戻りミロクと対面する騎士くんとキャル
キャルの現実を知るミロクは現実の方が恵まれているというのは思い違いと強く否定
ミロクはキャルの両親と縁があり(宗教関係者?)彼らはとても真面目な信者だったが、それ故にキャルに無理を強いてしまったと発言
心を磨り潰す現実、あなたにとっての『地獄』へと帰りたいと望むのですか?と現実を突きつけるミロク
そこへペコリーヌとコッコロが駆けつける。
ミロクはペコリーヌを王女さま
コッコロをグレートガイダンスのご息女と呼ぶ。
キャルさんの今の家族は温もりに溢れている。他でもない覇瞳皇帝に、そうであってほしかったように。
とキャルの逆鱗に触れるミロク
ミロクは挨拶とお願いにきただけとし、ソルの塔に捨てられていた進化の可能性を試した試作品の魔物を紹介
開発中の隠しデータだった故に行動プログラムが未実装だったが、外付けの『頭脳(アメス様)』を追加して稼働させた。
名は『終炎の巨神』(ミロク命名)
ミロクはアメス様を人質とし、全てのソルオーブとの交換を要求
拒否すればアメスは巨神の頭脳として吸収されてしまう。
期限は1週間後 ソルの塔で待っています。
と、一方的に約束を取り付け、空間転移してしまう。
第3話【奮戦、フォレスティエ】
エルフの里を襲う魔物と戦うフォレスティエ
魔物何度も立ち上がり、魔物よけのお香も効かない。
そんな魔物の様子から戦うのを嫌がっている素振りを感じとるミサト
ハツネの攻撃から魔物を身を呈して庇ったミサト
ミサトの母性で魔物は一時落ち着きを取り戻すが、遠くから精霊の叫び声が響くと再び魔物が暴れ始める。
フォレスティエのピンチにペコリーヌと騎士くん、裏手の森にはキャル、社にはコッコロがそれぞれ救援に駆けつける。
第4話【再生魔物】
ペコリーヌ、フォレスティエの元に骨をくっつけたオクトーが現れ、魔物をけしかけたのは自分であることを暴露
オクトーはミロクにソルオーブを揃えさせたくないから、里にあるソルオーブを貰いにきたという。
オクトーとしてはこの世界がどうなっても構わないが、『前の失敗の繰り返し』とか、カンベンしてよって思う。
それに契約もある。と発言
繰り返しがループについてかは言及を避ける。
話し合いを求めるペコリーヌに対し、ボクがエリスの味方をする以上君たちとは手を組めないと突き放し、黒い風の精霊を差し向ける。(コッコロの3周年イベントに登場したやつをミロクが再現したもの)
ミロクはデータの閲覧、再現が趣味
ペコリーヌ達の嫌がらせに精霊とオマケにエリスの使徒を置いて、オクトーは長老の元へ向かう
第5話【『長老』の器】
社の救援に駆けつけたコッコロはプリンセスフォームで魔物を退治し、長老と再会
会話をする中で長老が仮初(NPC)の存在であることを改めて実感しつつも、本当の父と話しているかのような温かい気持ちがこみあげる。
ミロクが去った後の回想が流れ、騎士くんがフィオのことを思い出していることがわかる。
キャルはミロクの発言をきっかけに現実の記憶を少し取り戻し、現実に戻ることに強い拒否感を示す
コッコロは現実の帰還したあとに絆を結んだこの世界、プレイヤーではない長老たちも含めた全てが廃棄されてしまう可能性を考える。
長老に騎士くんを紹介することになったコッコロはソルオーブを受けとり、騎士くんを迎えに行くことに
しかし、コッコロと入れ替わる形でオクトーがやってきて、長老が拘束されてしまう。
(本物の長老なら手出しできなかったらしい)
この先も上手くいくといいんだけど、ねえ。と、やや不安げな様子のオクトーだった。
【軽い考察、感想、妄想など】
【ソルオーブの機能】
ソルオーブのもう1つの機能に関しては(正直よくわからなかったが)前作ストーリーではミネルヴァがソルオーブを取り込むことで覇瞳皇帝のシステム掌握を阻止できる。願いを叶えられると言っていた。
オクトーは『盛り上がってきたところでかっさらうつもりだった』と表現しているので、ミロクたちがハッキングで塔の頂上に着いた後、エリスとミネルヴァが分離したところで、ソルオーブをミネルヴァに与えることで、ミネルヴァにシステムを掌握してもらうつもりだったのだろうか?
オクトーとミネルヴァは協力関係にあったので、その可能性はある。
ただ、ちゃんとレジェンド・オブ・アストルムを遊んでいたプレイヤーなら誰でも知ってるとの表現が少し引っ掛かる。
ミロクへの単なる皮肉か、それとももっと別の機能があったのだろうか?
【ミロクの目的】
改めてミロクの目的について整理する。
1 この世界の破壊
2 この世界の人々を現実に帰さないこと(?)
3 エリスとミネルヴァの分離(ついでにエリスの願いを叶える)
これらに加えて以前ジュンさんが話していた噂をミロクが流したものと仮定すると、
塔の落下は世界の破壊と現実との隔離を兼ねているとして、
死後に本当の世界が待っているとはアストルム内での新世界の創造か?
今回の情報も合わせるとミネルヴァ以上の完成されたAIを神として、アストルム内に作った新世界で人類を管理、選別するといったところだろうか?
現実で死んでもアストルムで生きられるミヤコのような存在もいるため、
現実の命を放棄してアストルムの方をメインとする考えかもしれない。
本当にAIを神としているかまでは謎だが、矮小な人間に目をかけないのであれば、そのような人間は無視、あるいは現実の方に隔離してしまうつもりかもしれない。
(逆に現実をメインとしてアストルムの方に隔離する可能性も)
【ソルの塔落下の噂 補足】
ジュンさんは忘れていた古傷が疼くようと表現
第1部13章の特殊エンディングでソルの塔が映っていない。
www.youtube.com
ユイの走る背景上空に謎の落下物がある。(ランドソル上空にはソルの塔しかない)
これらから塔の落下は過去に実際にあったとも考えられる。
序章の覇瞳皇帝戦後などにこのようなことがあり、ミロクがデータの閲覧を駆使して知っていた可能性も?
【オクトーの『前の失敗の繰り返し』カンベンしてよ発言】
これについては(正直わからないが)単純なループは一旦除外して大雑把に可能性をいくつか提示すると
1 前作エンディングではノウェムと新たな依頼を受けに行っているので、その依頼関係?
(これは失敗じゃなく契約の方かもしれない)
2 シンプルに覇瞳皇帝に願いを歪められたこと
3 前述のソルの塔落下
3についてはこの世界のことはどうでもいいという言葉が手前にあったが、さすがに塔の落下は看過できなかったとか?
正直どれも合ってる気はあまりしないので、まだ未知の要素かも。
【次回以降について】
とりあえず精霊をなんとかするのは必須として、長老を捕まえたオクトーが今度はソルオーブ交換を要求してくるかも?
ミロクは『すべてのソルオーブと交換』を要求していたので、1つでも足りないとアメス様との交換はできなそう。
1週間後とはいえ、エリザベスパークから里まで2日かかっており、ランドソルまで戻るとなると、空間転移やラビリスタの能力なしでは移動だけで3日かかる可能性がある。
ペコリーヌ達としては猶予は4日程度
1週間でユイ、ラビリスタの回復が間に合えばいいが、ラビリスタは何か隠し球があり、この先の為に力を温存したい様子だった。
アメス様の救出策としては動けない七冠を除くと、イベントストーリーで魔物の手術をしたミツキならアメス様のクリスタルを切り出すぐらいはできそうだが、もし彼女の助力が得られてもミロク、ゼーン、ソルの塔の魔物などの妨害が予想される。
騎士くんの繋がりだけでなく、覇瞳皇帝を解き放つぐらいの奇策やシェフィの覚醒、コッコロの権能など、計算外の要素を絡めてミロクの想像を越えていく必要がある。
またミロクの能力の影響下でもルカ、カヤは問題なく強いので、そういったキャラの活躍も見たい。(願望)
最終的に4周年イベント以上に騎士くんの知り合い全員集めることになるかも。