第15章『終局序曲』
第1話【雌伏の一時】
騎士くん達がアメスを奪還する少し前
回復したユイとラビリスタ
ラビリスタは今の事態を招いたのは開発者である自分達の設計ミスでユイが負い目を感じることはないと話す。
一方騎士くんの言葉をきっかけにこの世界での楽しい思い出があることに気づいたユイはラビリスタ達を責める気はないと返す。
ラビリスタは七冠4人とユイが隠れ、エリスに余裕のない選択をさせることで、エリスの計画を邪魔することができるも話し、焦るユイを説得する。
ただ、ラビリスタはフィオに関して気がかりがあるようで、『前』の世界でフィオにはセーフティプログラム、安全装置が仕込まれていた。
攻撃を受けずダメージを受けないはずのガイド妖精が壊れるような例外的処理が発生した場合、中枢にエラーが伝播しないようインタラプト（割り込み、中断）するはずの装置が何故か作動しなかった。
前のログも手元になく、解析不能
ラビリスタは『前』のことよりも『今』に集中することにして話を切り上げる。
第2話【十人十色の勇士たち】
市街地で一人奮戦するペコリーヌの元にジュン、ユカリ、ミフユ、ルカ、アンナ、ナナカが救援に駆けつける。
ペコリーヌから一通り事情を聞き動揺（アンナのみ興奮）を隠せない一同だったが、詳しい話は後にして、まずは目の前の敵に立ち向かうことにする。
第3話【決然】
ラビリスタの協力を得たユイは騎士くんの救出に成功
その折、ラビリスタはエリスに語りかける。
騎士くんの座標をトレースし続け、隔絶された空間にはソルオーブを使うことで干渉
『ソルオーブは空間（エリア）と空間を繋ぐもの』であることはレジェンドオブアストルムでは常識だったらしい。
エリスとユイはお互い『騎士クンは、渡さない』と宣言
ユイはラジラジのサポートを借りて空間跳躍で撤退
ラビリスタはエリスに協力するものたちは機械みたいに命令に従うものや腹に一物抱えているものたちばかりで結局のところキミはひとり、
少年たちの絆で結ばれた力はいつかキミの無限大に近い牙城を崩すと話す。
一方エリスは『今の』草野優衣たちの絆など数え切れない繰り返しのただ一度に過ぎない。
塵芥のようなものをいくら積み重ねたとても些細なきっかけで崩れてしまう。
そんな計算もできないならあなた達の創ったこの世界が不安定で不完全なのも頷ける。と否定
ラビリスタは責任を感じていること、結果として自分たちがエリスを創ったと言えなくもないとし、何かを言いかけるが、エリスは最後まで話を聞かず、理想郷創出の為に騎士クンとユイを追いかける。
地上ではランファ、ヒヨリ、レイ、コッコロ、ネア、カリザ、アメスがシャドウと戦闘中
アメスは天使型のアバターは今の自身の身体と近いと分析
そんな一同の前に突如エリスが出現する。
第4話【牙剥く竜】
エリスはヒヨリ、レイの持っていたソルオーブを奪い、破壊しようとするが、
ソルオーブは廃棄不可の最重要アイテム設定になっていて、破壊できなかった。
とはいえ、1つでも欠ければ草野優衣たちは頂上の扉を開けないため持っておくことに。
黒薔薇の城はガイド妖精の知識には無く、アメス様でもよくわからないらしい。
エリスの出現によりユイとラビリスタの『保険』が成功したことを知るレイ
エリスの強大な攻撃をランファが歌と骨ワイバーンで防ぐ
そこにホマレが登場し、長めの詠唱から破壊魔法『ドラゴンズディザスター』を放ち黒薔薇の城を破壊する。
一方数秒前 城内部にいたキャルはさっきまで城内部にあったシェフィの気配が感じ取れなくなっていた。
魔力の乱れで通信魔法も使用不可
そんな時陛下クラスの破壊魔法（ホマレの攻撃）を感知して、急いで脱出を試みるが、間に合わず…
場面はホマレ達の方へ戻る。
ランファは以前会ったときと比べ、ホマレの響きに変化があることを感じ取る。
落下してくる黒薔薇の城の瓦礫はホマレが空間跳躍で処理
（ランファは跳躍王と同じ音を感じ取る）
ホマレの『眼』にはユイと騎士くんが街にいることも見えていた。
ここで避難誘導をしていたカヤとイノリが合流
現実でカヤと接点のあるヒヨリが無意識（？）にカヤを呼び捨てで呼ぶ
（イノリとは不思議の国イベントで知り合い）
すぐさまボスの命令でカヤとイノリも避難
コッコロ達も騎士くんとの合流を急ぐ
ホマレはエリスと一対一のケンカを始める。
第5話【死闘の幕開け】
黒薔薇の城が破壊され、内部にキャルがいることを知るペコリーヌは激しく動揺
ピンチに陥るが、騎士くん、ユイ、コッコロ達が合流し、窮地を脱する。
フィオ（アメス）の無事を確かめたユイは再会を喜ぶ
キャルとシェフィの情報を共有するペコッコロ
ユイはヒヨリの手とカリザの治療を開始
その他は騎士くんの捕縛を狙うシャドウ達と交戦開始
フィオは騎士くんと一緒に戦える喜びを噛みしめる。
少し前
『覚醒したドラゴン族、しかしあの城を破壊するほどの出力は持たないはず、それどころかまだ余裕を残している』とホマレの力に違和感を持つエリス
ホマレはエリスがミネルヴァ（管理者）を取り込んだことを見抜いていた。
ラビリスタは管理者の力の制限を突こうとしているが、ホマレはステータスアップと七冠のチートを借りることで、真正面から攻略を試みる。
ホマレはオブジェクト変更で辺り一帯を更地にし、自身の分身を６体出して、絶対攻撃を仕掛けるが、エリスは軽々と跳ね返す。
ホマレが嚮導老君の大槍を試すと、エリスは魔法で対応
嚮導老君の大槍とエリスの仮面がそれぞれ破壊される。
（ラビリスタに作った借りについてはホマレキャラスト7話参照）
【感想 考察、メモなど】
【何故か作動しなかった装置】
以前ネネカが話していた生命維持装置に続く、晶のやり過ぎな対策のうちの１つだろう。
『あの時あれされ作動してれば』と晶は言ってるので、この装置が作動して中枢にエラーが伝播しなければ今の事態は防げた様子
晶ほどの天才が想定外なら第三者の関与もありそう。
ただ、それをしてメリットあるやつがミソラ利用してたテロ組織ぐらいしか思い浮かばない。
本当の狙いを伏せて晶が生命維持装置を化学兵器、新型兵器対策として各国に手を回したら、テロ組織が本当に新型兵器使ってきちゃった？
（適当）
その他 覇瞳皇帝の攻撃が特別でおかしな作用を生んだか、
善意で騎士くん達がフィオに干渉して、運悪く装置の発動を妨げてしまったぐらいか。
【アメス様のアバター】
天使型のアバターと近い様子
アメス様のアバターはミネルヴァが作ったのでは？とアメス様自身は思っていた（キャラスト参照）
ただ、エリスとミネルヴァが一体化しているので、エリスが作ったのか、一体化前にミネルヴァが作ったのか謎
騎士くんを守るためという名目ならエリスが作ってもおかしくはなさそうだが、
なんとなくエリスがアメス様作りそうなイメージが湧かない。
七冠は引きこもってるせいで今のところ言及無し
1 先のアップデートでドラゴン族追加と合わせて実装予定だった新種族？
2 ガイド妖精そのものをリニューアルする気だった？
3 エリス、ミネルヴァが勝手に作った？
【ソルオーブの役割】
今回で『空間（エリア）と空間（エリア）を繋ぐ』機能があることが判明
前作では各エリアボスを倒した場合のみ手に入るアイテムだったので、
ソルオーブを手に入れると行けるエリアが増えて、全部手に入るとソルの塔頂上への扉が開ける感じだったのだろう。
【ホマレの借りた権能は5つ？ 6つ？ 7つ？】
現状ラビリスタ、ネネカ、クリスティーナ、ラジラジ、ゾラ 合計５人の権能が確定
覇瞳皇帝の覇瞳天星に関してはキャルちゃんの証言をどう判断するかによるが、個人的には使えないと考えている。
ドラゴン族の覚醒だけでは黒薔薇の城は破壊できないしても、以前全力のカイザーと同程度の魔力を持つランファと互角に戦っていたので、
あの段階で城を破壊できる程度まではステータスアップしていたと考えられる。
ユイ、騎士くんを見つけた『眼』についても龍眼で説明がつく。
また前作ではアストルムをデータと認識し続ける覇瞳天星を長時間扱えるのは覇瞳皇帝のみ
ラビリスタクラスの天才でも短時間
常人なら脳がイカれるとされていた。
ホマレさんは既に龍眼を持っているので、覇瞳天星まで手に入れた場合、脳への負担が大きすぎる。
カイザーにホマレが貸しを作れるかも疑問（脱獄させるぐらいで貸すかな？）
今後の新情報でこの辺の疑問が解消されれば6つ、まだ見ぬ7人目とホマレさんの関係次第では夢の7つもあり得るが、現段階では5つと考えている。
【塔内部のキャラの安否】
キャルがシェフィの魔力を感知できなかったので、ゼーンと共に脱出してる可能性が高い。
（ゼーンなら意識なくてもシェフィ助けそう）
ミソラはテレポートできるので問題ないうえに前回の騎士くんの説得が効いていれば今度は超能力を人助けに使ってくれる可能性があり、それでキャルちゃんを助けてくれたら嬉しい。
あとホマレさんはシェフィと協力してるし、龍眼で中に人がいることは知ってただろうから、さすがに助かる見込みあって撃ってるよね？
そう考えるとホマレさんがまとめて跳躍させてるかも？
【次回について】
現状5つの権能を持ってしてもエリスに勝てるビジョンが見えないので、
ホマレさんがどう勝つつもりなのか気になるところ
でもホマレさんが倒しちゃうとラビリスタとエリスの話はなんだったの？ってなっちゃうし、
かといってエリスで消耗するとミロクが残ってるので、どう決着を着けるのか見物
