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【プリコネR】千里真那(覇瞳皇帝)が女性の姿をしているルーツを考察

前作ストーリー及びメインストーリー第1部最終章までのネタバレを含みますのでご了承ください。


ご存知の通り千里真那は女性の姿をしていますが、本来男性だったとされています。

前作で晶が名言していますが、現実で千里真那を見たことがあるレイさんですら、男であることを知りませんでした。


つまりいわゆるネカマなどではなく、現実世界でも女性の姿で通していたことになります。


では何故そんな大変なことをしていたのでしょうか?
これは千里真那の生まれた環境に起因していると考えています。

千里真那には神として育てられた過去があります。(第一部15章第2話参照)

ここから千里家の信仰する神の性別が千里真那に強要されている可能性を思いつきました。


【千里家の信仰する神とは?】
千里真那の能力と狐のアバターを見る限り現段階では『天狐』と『白狐』及び、狐と関係の深い『稲荷神』が有力

天狐は狐が千年もの間美人に化け人間の精気を吸いとることで天狐(神)に至ったものとされています。(男性が女性を演じる)(シャドウ(魂)の吸収として表現)
また千里先を見通すと言われ、ほとんど神のような存在だったとされています。(覇瞳天星)


千里真那は神道(日本の宗教)を専門(※)としており、日本の神は男神と女神(性別)が分けられることが多いが、
※第一部5章6話参照

狐の性別に関しては50歳で人間の女性の姿になり、100歳で男か女になり、天狐とまでなると実体が無くなるという伝承があるそうです。(つまり性別不明)


【白狐、稲荷神の場合】
しかしながら白狐の場合は神ではなく稲荷神の使いで、稲荷神と同一視されるウカノミタマノカミ(宇迦之御魂神)の性別は記述がありませんが、伏見稲荷大社では女神(女性)とされています。

つまり千里家が女神を信仰していたから千里真那は女性の姿でいることを強いられていたのではないでしょうか?


【名前の由来?】
神道には自然を神とする考え方があるそうです。

『千里』は広い土地を意味し『真』は本物『那』は美しい、豊かなど、自然を想像させる名前構成になっています。

また『那』に関しては日本神話の伊邪那岐イザナギ伊邪那美イザナミ)のように神の名の一部でもあります。

つまり『千里真那』とは広い土地を治める本物の神になるよう名付けられた名前と解釈することができます。

また一見女性名に見えるため女神を表現するのにも都合が良かったと思われます。



【おまけ】
千里真那がキャルちゃんとおにぎりを食べるシーンがあるのは稲荷神におにぎりを献上する形になっていた?



【補足と余談】
もちろん千里真那のプリンセスになりたいという願いが反映された部分も大いにありますが、女性として育てられたからこそ、プリンセスとして騎士に救われ、自由になりたい気持ちを抱いたのもしれません。



今回はあくまで数少ない千里真那の過去情報とモチーフを元にルーツを探っていきましたが、千里真那の過去とリアルの姿にはまだまだ謎が多いので、今後のストーリーでの新情報に期待しています。

男性だとしてもユキくんパターンで実装という希望もありますし。

でも謎のままの方がこうして想いを馳せることができるし、このキャラはサービスが終了しても謎を残していくと思ってるので、自分としてはあったら嬉しいけど、無くてもそれはそれで千里真那の魅力の一部という心持ちでいます。

それでは