今回はエルピス島の魔物の謎とエルピス島誕生までの経緯を考えてみたので解説していきます。
※メインストーリー第三部9章、星6ムイミ(ノウェム)通常ホマレ、水着ホマレキャラストネタバレ有り
エルピス島には『進化』を遂げ限定的な環境に適応しすぎた魔物がいます。
加えてノウェム星6のキャラストではβテスト時代強すぎて、お蔵入りになった魔星獣『セルペンティス』が再構築後エルピス島で復活したりと強力な魔物が配置されています。
環境に適応しすぎた『進化』については嚮導老君の固有能力『進化超越』で説明が付く
これらをまとめると嚮導老君が再構築前に作り、調整後実装する予定だった魔物達が再構築により意図せず実装されてしまったのでしょう。
ではエルピス島そのものを作ったのは誰なのか?
エルピス島には第二部時点で世界を歪めた犯人の痕跡がありました。
この痕跡はホマレ、覇瞳皇帝、ラビリスタの3名のみが確認可能でしたが、ドラゴン族でない覇瞳皇帝とラビリスタは認識阻害の影響が強かったのか、実際にエルピス島の痕跡に気づいたのはホマレだけ
当時ホマレは犯人としてユイを疑っていたが空振りに終わり、その後エリス様を疑い直接対決しています。
しかし騎士くんにしか興味が無いエリス様がエルピス島に関与するメリットはなく、犯人である可能性は薄かったと思われます。
エリス様の性格を知ったホマレはそのことに気づいたのか、第三部の世界線に当たる水着ホマレのキャラストでは認識を改めている。
そして水着ホマレのキャラストでは第二部まであったはずの痕跡が消されています。
正確にはホマレの龍眼では視えない範囲に隠されてしまった模様
(以前エリス様が隠れていたサーバーの裏側のような空間?)
ホマレさんはこれまでの情報から『あの人(幻境竜后?)』に目星を着けた様子
【エルピス島誕生の経緯 仮説】
星6ノウェムのキャラストを読む限りβテスト時代からのアストルムを知る彼女でさえエルピス島は初見のリアクションだったことから、再構築前のアストルムにエルピス島は存在しなかったはずです。
おそらくエルピス島出現は前作ユイの願い『みんなとアストルムでずっと一緒にいたい』に起因する。
以前覇瞳皇帝が討たれた後ミソラがユイの願いであるアストルムでの永遠に続く冒険を実現させる為に新たな敵役としてレイジ・レギオンを敵役として用意したことがありました。
同じように永遠に続く冒険には新たな冒険の舞台、新エリア、新たな魔物が必要になります。
つまり事前に幻境竜后が作っていたエルピス島と嚮導老君の制作した魔物がユイの願いを受けた再構築で実装されたのでしょう。
気になるのは幻境竜后がどこまで意図していたのか?
再構築後に世界を歪めた痕跡が残ってしまったことは彼女自身想定外(?)で、それを逆に利用してホマレさんにユイやエリスを疑わせ、再々構築時に修正したといったところでしょうか?
いずれにせよ再構築、再々構築は幻境竜后が狙って引き起こしたので、エルピス島は再構築後の出現まで想定した仕掛けがあると考えて良いでしょう。
【まだ見ぬ仕掛けと幻境竜后目的予想】
(ここからは完全に当てずっぽう)
エルピスの意味は最後の希望、あるいは最後の厄災いずれの説もあります。
幻境竜后にとって希望であり、主人公達にとって厄災となるものが隠されているとします。
そこで個人的に注目しているアストルムの仕様として『浄化』があります。
前回のブログで『カルマ値』について解説しましたが、浄化とは神の温泉に入浴するなど特定の条件下で発生し、対象の欲を浄化しカルマ値を下げるというもの
【プリコネR】再構築後アストルムに『カルマ値』が実装されてる理由 考察、解説 - プリコネRストーリー考察ブログ
エルピス島にもこの浄化能力を使うモンスター(ブライトホーン)がいました。
ブライトホーンの霧に触れたペコリーヌは食欲を浄化され平和主義に、コッコロはお世話欲(?)が浄化され子供っぽくされました。
浄化は元々ノウェムの超能力で前作現実パートでは不良を一瞬で更生させていました。
例えばこの能力を使えば騎士くんやシェフィを浄化して赤ちゃん化させたり、アストルムと現実で性格が大きく異なるキャラクターも単なるロールプレイの名残りではなく、浄化の影響とすることもできます(真偽は置いといて)
更にアストルムから現実に帰りたい欲望を消して永遠に閉じ込めることもできます。
このように浄化はプリコネRの根幹に関わる可能性があるのに本編であまり説明されていません。
認識阻害、カルマ値、浄化、そしてエルピス島の出現いずれもユイの願いによる偶然の産物なのか?
それともユイの願いに沿うよう幻境竜后が巧妙に用意したものなのか?
彼女の目的が定かでない今は図りかねますが、これらを組み合わせれば、ありとあらゆることが可能になり、人知れず自身の目的を達成する為に彼女が仕掛けててもおかしくないでしょう。
とはいえ『浄化』と『認識阻害』を自由自在にできたらもっと酷いことになってると思うので、現在はユイの願いを経由した形での不完全な効果にとどまっていると思います。
もし第2部でシェフィやオクトーの活躍が無く、幻境竜后の思い通りに再々構築されていたら、浄化と認識阻害で思いのままにされていたかもしれません。
想像ですが幻境竜后はおそらくアストルムを使って作りたい世界があり、
そこに昔友達だったホマレの漫画の影響や幻境竜后自身が大人になるまでに感じたことが含まれてくるのだと思います。
他の七冠同様独自の思想と世界への絶望が絡んでくると考えると、
例えば大人になってから悪い人達の欲望に触れて楽しいことがなく、幼い頃読んだホマレの漫画が忘れられなくて、空想世界を作ることに没頭し、アストルムで理想の世界とキャラクターを作ろうとしているなんてどうでしょう?
一見可愛らしく聞こえるかもしれませんが『幻境竜后の描く物語に不要な欲望は浄化され、認識は阻害され、この世にある全ての魂は永遠に彼女が創造した世界のキャラクターとなる』といったら怖くありません?
きっかけは案外可愛いものでも七冠なら世界中巻き込んだヤバい思想に発展しかねないので、ホマレの影響が天才独自の拗らせ方してる説あると思います。
もしかしたらホマレが覚醒で空を飛び、龍眼を使えるのは幻境竜后が自分の作った世界をホマレに隅々まで楽しんでほしかったからかも?
【終わりに】
大分妄想が飛びすぎました。それぞれ根拠はあるものの所詮妄想なのであしからず
ただ外れたとしてもエルピス島の謎と浄化能力は知識として知っておけば今後ストーリーをより楽しめると思います。
例えばゲヘナの強すぎる魔物も進化超越か? これまで何の説明もないミサト先生の不良や魔物と仲良くできる能力も浄化の一種?なんて想像ができます。
また長老やネネカを見ればわかりますが、七冠は一人で複数の能力を所持しているものもいますので、今回紹介した浄化以外にもガイド妖精の魅せる夢世界など、登場済みの七冠6人が有していない能力諸々を最後の一人がまとめて持っててもおかしくないでしょう。
いずれその固有能力が発動した時に理解が早まるかもしれません。